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ウォーキングをスティックを持ってやるって、どういうこと?
ウォーキングをスティックを持ってやっている方たちのことをご存知でしょうか?
数年前、朝の通勤道で、スティックを手に持って歩いてくる集団に出会いました。
雪も降っていないのに、スキーで使うようなスティックを持ちながら歩いているので驚きました。
後日、近所のスタジオが主催している「ノルディックウォーキング」というエクササイズだったことが分かりました。
スティックを持ってウォーキングをすると、どんなメリットがあるのでしょう?
ウォーキングでスティックを持つのは、何が違う?
では、スティックを持ってウォーキングを行うことは、ふつうのウォーキングと何が違うのでしょうか?
まず、手に持っているスティックは「ウォーキングポール」と呼ばれます。
このウォーキングポールをもって歩くことによって、いわゆる「4足歩行」になります。
そのため、全身の筋肉の90%を使いながらウォーキングすることができ、普通のウォーキングと比べて20%も運動量があがるんですね。
また、スティックを持つことにより正しい姿勢でウォーキングができ、関節への負担が軽減し、安定感が生まれ転倒防止になります。
中高年の方や体力に自信のない方でも、効果的に有酸素運動を行うことができるというメリットがあります。
ノルディックウォーキングは元々、クロスカントリーの選手が夏の間に行っていた「スキーウォーク」というトレーニングから考え出されたエクササイズです。
なので、歩き方を変えることによって、運動負荷を高めていくこともできます。
スティックを持って行うノルディックウォーキングは、上級者を対象に、長い距離を歩いたり、歩き方の美しさを競う競技会も各地で開催されています。
ウォーキングのスティックはどうやって選べば良いの?
続いて、ノルディックウォーキングで使用するスティック「ウォーキングポール」の選び方を見て行きましょう。
まず、ノルディックウォーキングの歩き方には「ディフェンシブスタイル」と「アグレッシブスタイル」があります。
ディフェンシブスタイルでは、ほぼ垂直にスティックを突いて歩き、アグレッシブスタイルは前傾姿勢でウォーキングを行います。
ウォーキングのスタイルによって先端のゴムの形状を選びます。
ディフェンシブスタイルでは、先端のゴムは丸い形状をしています。
アグレッシブスタイルでは、斜めに突いて後ろに押し出す為、ゴムの形状も傾斜しているのが特徴です。
スティック状のポールには、固定タイプと伸縮タイプがあります。
長さは身長×0.63を目安に調節します。
初心者の方は、体力に合わせて調節できる伸縮タイプがお勧めです。
始めたいけれどよく分からないという方は、全国で開催されている体験会に参加してみてはどうでしょうか?
ポールの貸出もあり、スティックを持ったウォーキングを指導してくれますよ。
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