ウォーキングと呼吸の関係

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ウォーキングの呼吸について

ウォーキングの効率を上げるために「呼吸」はとても重要です。

 

「ウォーキング=歩く」

 

という印象をお持ちの方も多いかと思いますが、実は歩くだけがウォーキングではありません。

 

姿勢や歩幅、腕の振り、そして呼吸など全ての動作や行動を踏まえて「ウォーキング」なのです。

 

特にスポーツを行う上で呼吸という要素はとても重要な役割を担っています。

 

ウォーキングも呼吸ひとつで疲れやすくなったり、得られる健康やダイエット効果に大きな違いが生まれます。

 

そこで、今回はウォーキングを行う場合の正しい呼吸法をご説明したいと思います。

ウォーキングの呼吸法とは?

では、ウォーキングの呼吸法についてご説明します。

 

まず、人間は胸郭の「肋骨」にある「肋間筋」のみを使って行う胸式呼吸で日常生活を送っています。

 

しかし、胸式呼吸は浅い呼吸のため、ウォーキングを行う上ではあまりオススメできません。

 

ウォーキングは脂肪を燃焼させることができる有酸素運動です。

 

なので、心肺機能を高めて脂肪燃焼を促進させる「腹式呼吸」がオススメなのです。

 

腹式呼吸は、一言でいうと「お腹を膨らませて行う呼吸法」です。

 

腹式呼吸には、心臓の負担を軽減する作用と緊張した筋肉を解きほぐす作用があります。

 

リラクゼーション効果を得ることができることもウォーキングにおススメである要因の一つです。

 

また、呼吸のリズムを整えると副交感神経が活性化されるので、心臓への負担が軽減され、息切れや苦しさが緩和されます。

 

腹式呼吸は、肥満やメタボリックシンドロームで悩んでいる方にオススメの呼吸法です。

 

生活習慣病に悩んでいる方は、是非実践してみてはいかがでしょうか。

ウォーキングの腹式呼吸の実践

さて、ウォーキングでの腹式呼吸ですが、吸う息よりも吐く息に重点を置くようにします。

 

その理由は、息を吸うことに意識を集中させてしまうと、肩に力が入ってしまうからです。

 

ウォーキング中に息苦しさを感じたら、吐く息に意識を集中させるように心掛けましょう。

 

ウォーキング時の呼吸方法ですが、

 

  • 2ビート呼吸法
  • 4ビート呼吸法

 

の2種類あります。

 

2ビート呼吸法は、「吸う・吸う・吐く・吐く…」という呼吸法となります。

 

ゆっくり歩きたい方やウォーキング初心者の方にオススメです。

 

4ビート呼吸法は、「吸う・吸う・吸う・吸う・吐く・吐く・吐く・吐く…」という呼吸法となります。

 

早足で歩く場合や、ウォーキング中上級者向けの方にオススメとなっています。

 

また、呼吸を行う際は、鼻から息を吸い、口から吐き出すのが正しい腹式呼吸ですので覚えておきましょう。

 

どちらの呼吸法も、陸上競技の長距離選手の方々が実際に行っている呼吸法ですので、学生時代に陸上部だった方なら、すぐにマスターできてしまうかもしれませんね。

 

ウォーキングの際の呼吸は、息継ぎまでにしっかりと息を吐き切ってしまうことを意識して行うことがポイントです。

 

腹式呼吸は深い呼吸の方法ですので、ウォーキングだけではなく、日常的に行うことで、血圧降下作用や免疫力向上、冷え性改善、脂肪燃焼効果などを得ることができます。

 

呼吸ひとつで健康状態が大きく変化しますので、ウォーキング時だけではなく、常日頃から呼吸には気を付けるようにしましょう。

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