ウォーキングで鼠径部（そけいぶ）が痛いのは？

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ウォーキングで鼠径部（そけいぶ）が痛い！ということを訴える方がいらっしゃいます。

「え？ウォーキングはやってるけど鼠径部ってどこ？場所が分からない！」という方もいらっしゃるかも知れませんね。

または、鼠径部を「足の付け根」と間違えている方もいらっしゃるようです。

簡単に説明しますと、鼠径部とは、股関節の内股から骨盤の上前腸骨棘（じょうぜんちょうこつきょく）という骨突起までの事を指します。

もっと簡単に言いますと、鼠径部とは、お腹側の足の付け根、いわゆる「ビキニライン」と呼ばれる部分のことです。

ウォーキングで、その鼠径部が痛いという方がいらっしゃるわけです。

ここでは、ウォーキングによって鼠径部を痛めた場合についてご説明します。

ウォーキング中、この鼠径部（そけいぶ）周囲の痛みを生じた経験がある方は多いかと思います。

鼠径部をウォーキングで痛めるのにはいくつか原因があり、簡単に説明していこうかと思います。

鼠径部に痛みが生じる原因としては、股関節の変形による痛みと、身体が歪んでいる事が主なところです。

ウォーキング、つまり歩行は各関節に衝撃が加わりますが、特に下肢の関節に衝撃による負担が生じます。

それを軽減しているのが、筋や靱帯などです。

ウォーキングの際、下肢の筋力が低下している方は「足関節」はもちろん、膝関節や股関節にも影響を及ぼします。

そのほとんどが、変形です。

しかし、膝関節や股関節が変形しても、すぐには痛みを生じる事はありません。

ある程度時間をかけ、その変形が進行し、痛みが生じます。

なので、気づかずにウォーキングを続けるというケースもあるので注意が必要です。

次に、身体の歪みですが、身体が歪んでいると左右のどちらか片側に負荷が集中します。

そのため、関節への負荷がかかり、筋肉の過緊張による痛みや筋肉・靱帯の炎症による痛みを生じてしまいます。

以上のようなことから、ウォーキングによる鼠径部の痛みは現れるのです。

ウォーキング中、鼠径部周囲の痛みが生じたらすぐに休息をとり、まずは痛みが引くまで待ちましょう。

そして、ウォーキングは中止にし、ある程度ケアを行ってから再開しましょう。

ウォーキングによる鼠径部の痛みの対策としては、まず「靴」を確認します。

靴底がすり減っていないか、靴の中敷きの弾性が低下していないかをチェックします。

靴底がすり減っていたり、中敷きの弾性が低下している場合は、新しい靴を購入しましょう。

他の対策としては、身体が歪んでいる事がありますので、その確認をします。

確認方法としては、仰向けで寝て、骨盤の全面でカンタンに触れる事ができる、上前腸骨棘（じょうぜんちょうこつきょく）の両側を指先で触れます。

上前腸骨棘は、骨盤を両サイドから触ってみて、一番突出している、ちょうどビキニラインの一番上の部分ですね。

そのどちらか一方が上下にズレている場合は、身体が歪んでいる証拠です。

ウォーキングによる身体の歪みはストレッチ等で改善可能ですが、一番手っ取り早いのが整骨院に行くことです。

歪みの原因は人それぞれのため、確実に効果が得られる点や、自宅で簡単に行えるケアの方法をプロの視点から、指導してもらえます。

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