ウォーキング1キロの消費カロリーとは?

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ウォーキング1キロの消費カロリーについて

ウォーキングを始めるにあたり、1キロあたりの消費カロリーって気になりますよね。

 

よく「1日1万歩を目標に歩こう」と言いますが、なぜ1万歩なのかご存知ですか?

 

1日1万歩とは、健康な身体つくりを行うための目標身体活動量を歩数で表したものです。

 

そのため、1日あたりおよそ300kcalのエネルギーを消費してくださいね、という意味が込められています。

 

しかし、消費エネルギー量は体重によって異なるため、1日1万歩が正しいのかと言われるとそうではありません。

 

なかには1万歩歩くことで不健康になる方もいるからです。

 

そこで、今回は健康とダイエットに効果的な正しいウォーキングを行った場合の1キロあたりの消費カロリーについてご説明したいと思います。

正しいウォーキングを行った場合の1キロあたりの消費カロリーとは?

ウォーキングの消費カロリーは、一般的におよそ30歩 (早足ならば24歩ほど)で、1kcal消費すると言われています。

 

そのため、1日の摂取カロリーが500kcalオーバーしてしまった場合、オーバーした摂取カロリー500kcal×早足24歩=12,000歩のウォーキングが必要となります。

 

しかし、ウォーキングでは、歩く速度によって消費カロリーに大きな差が出てきます。

 

なので、必ずしも12,000歩歩けば消費させるというわけではないということは、頭に入れておく必要があります。

 

つまり、ウォーキングの距離とスピードの両面から考える必要があるわけですね。

ウォーキング1キロ当たりの消費カロリーの具体例

ウォーキング、1キロ当たりの消費カロリーの具体例をあげて見ましょう。

 

たとえば、体重50kgの人が、分速67m (時速4.0km)の3メッツで15分間歩いたとします。

 

消費カロリーは、メッツ×運動時間×体重×1.05で算出されます。

 

そのため、体重50kgの人は1キロあたり39kcal消費することができることになります。

 

一方、同じ体重50kgの人が、分速93m (時速5.6km)の4.3メッツで11分歩いたとしましょう。

 

その場合は、歩いた距離は1,027mとなり、消費カロリーも41kcalと若干増えます。

 

つまり、体重は同じなのに、ウォーキング速度が違うだけで、消費カロリーが2kcalも差が出てしまうのです。

 

健康やダイエットのためにウォーキングを始めた方は、歩数や距離ではなく、歩く速度に注目して行うのがポイントになります。

 

なので、これからウォーキングを始める方は、

 

「メッツ×運動時間×体重×1.05」

 

という式で消費カロリーを算出してから、適切な速度で歩くように心掛けましょう。

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