ウォーキングで膝が痛い？

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ウォーキングをしている最中に、膝が痛いと感じた事がある方は結構いらっしゃると思います。

ウォーキングで膝が痛いという原因は、ケガなどの外傷によるもの以外にも、いろいろなことが考えられます。

足腰を鍛えるため、運動習慣のために行っているウォーキングなのに、膝が痛いとなれば、やる気も起こらないかと思います。

今回は、ウォーキング中の膝が痛い原因をいくつかお話していきます。

ウォーキングで膝が痛いケースに多い原因としては、まず「加齢」ということが考えられます。

ウォーキングは、40代以降の方に人気のある運動の一つです。

しかし、年齢を重ねると、膝関節の滑りを良くしてくれる滑液が減少したり、膝周囲組織の弾性が低下し、膝周囲筋の筋力が低下します。

そのため、ウォーキング中における膝関節内の摩擦が強くなり、軟骨の摩耗やそれに伴う、炎症・骨棘形成により、膝の痛みが出現する事があります。

また、他に考えられる原因としては、体重の増加による、膝関節の負担増加によるものや、天候の影響などがあります。

体重増加による、膝の痛みは想像ができると思います。

つまり、ウォーキング中、体重による膝への負担が大きすぎて「膝が痛い！」となるわけです。

また、天候では、特に曇りや雨のときのウォーキングでは、関節痛を引き起こしやすい状態になっています。

この場合に「膝が痛い！」となる理由としては、関節内圧が上昇するからです。

関節痛によって明日の天気が分かるという方がいらっしゃいますが、その理由はここにあります。

ウォーキング中に膝が痛い場合、年齢が若くて体重も普通の方は、膝痛が出現しても少し休憩すると治ることが多いです。

なので、あまり無理をしないようにしましょう。

ウォーキング中に膝が痛いとなった時、注意して頂きたいのは40代以降の方です。

年齢が高い程、注意が必要です。

運動習慣がある方でも、年に1％ずつ筋力は落ちていきます。

ウォーキングだけでは、膝周りの筋は鍛える事が難しいため、個別に何かしらトレーニングを加えると良いでしょう。

また、ストレッチはとても重要で、特にハムストリングスは入念に伸ばしましょう。

この筋肉は、膝関節を曲げる作用があるため、ウォーキング中など過度に膝が曲がる可能性があります。

膝が曲がってしまうと、内圧が上昇し、痛みの原因にもなります。

ウォーキング中に膝の痛みが出現した場合、まずは熱感等がないか確認しましょう。

もしも、夜間痛がある場合は、炎症のサインであるため、ウォーキングは中止にし、冷やしたり、服薬等で対応する必要があります。

炎症を放置すると、膝関節の変形を助長させてしまうため、注意しましょう。

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