ウォーキングで足首の痛みはナゼ起きる？

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ウォーキングによって足首の痛みや違和感を訴えるケースがあります。

ウォーキングは、ダイエットや運動習慣のため、または足腰を鍛えるといった目的で行う方がよくいらっしゃると思います。

若い方から高齢者まで、どんな年代でも気軽に行える運動として人気があるのがウォーキングですからね。

しかし、調子よくウォーキングを行っていても、ひょんなことから足首の痛みを覚えた経験のある方は、けっこういらっしゃることでしょう。

ここでは、ウォーキングによって起きる足首の痛みについてご説明します。

ウォーキングで足首の痛みが起きる原因は、どのようなところにあるのでしょうか？

原因としては様々ではありますが、ウォーキングによって痛む足首の箇所によって異なります。

まず、「足首の前」が痛む方は、前脛骨筋（ぜんけいこつきん）という足首の前面を走っている筋の炎症であることが多いです。

もしくは、かかとの上の方にある距骨（きょこつ）という短い骨の滑りが悪く、周囲組織にぶつかって痛みが出ている可能性が高いです。

逆に、ウォーキングを行っていて「足首の後面」あたりに痛みが出現する方は、アキレス腱の炎症が原因である可能性が高いです。

「足首の側面」が痛むなら、内側であれば後脛骨筋（こうけいこつきん）、外側であれば足部の内反を制動する「靱帯」の損傷や炎症が原因である可能性が高いと言えます。

足部の周囲は、下腿から足先にかけて走っている筋が多く、また、足部を支える靱帯が非常に多く存在しています。

そのため、ご紹介したような筋や靱帯が、複合的に損傷や炎症を起こしやすい箇所なのです。

ウォーキングによって足首に痛みが出た場合、一番に行って頂きたいことはとてもシンプルです。

冷やす！・・・という事です。

多くの場合、ウォーキング中に「ある箇所」に負担が集中することによって炎症が起き、痛みの原因となります。

ですから、まずは冷やして炎症を抑えましょう。

氷枕などをタオルに巻いて使用すると良いでしょう。

また、上記の原因をすべて改善する事は難しいため、ウォーキングする前に行ってほしい事は「準備運動」です。

まあ、当たり前と思われるかも知れませんが、意外なほどやらない方が多いのには驚かされます。

特に、朝のウォーキングは、一日の動き始めでもあるため、足首の周囲組織が硬い場合が多く、よく痛める方がいらっしゃいます。

ウォーキング前の準備運動のやり方としては、基本的にはストレッチが一番です。

足首の関節を上下に動かしたり、つま先を地面に着け、足で円を描くように動かす事、他にも、アキレス腱や足前面を走行している筋を伸ばすような運動を行うと良いでしょう。

その際、出来るだけゆっくりと伸ばし、さらには筋が伸びている感覚を大切にしてください。

また、ウォーキング中に足首を痛めないためには、靴にも注意を払うと良いでしょう。

まずは、今履いている靴の足底を確認し、すり減っていないかをチェックします。

多くの方は一側（内側もしくは外側）がすり減っているかと思います。

その靴でウォーキングを行うと、負担が一カ所に集中してしまい、足首周囲の筋や腱を痛めてしまう原因となってしまいます。

できれば、ウォーキング専用のシューズを新調して、足裏の体重バランスを安定させ、正しいフォームで歩けるようにしましょう。

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